加入が比較的簡単で保険金も低額

日本郵政公社が取り扱っていた保険事業で、郵政が民営化された後は、独立行政法人郵便貯金・簡易生命保険管理機構に引継がれました。簡易保険の歴史は古く1916年に創設され、加入するにあたり医師の診断書や、職業による制約などがなかったので加入者の門戸が広がり、最寄の郵便局で簡単に加入が出来たことから、簡易保険という名称が付けられました。ただし加入が簡易である反面、保険金の限度額も民間の保険会社のそれよりも低く、年齢にもよりますが、大よそ1千万円とちょっと、といったところでした。簡易保険は、簡易保険法で管理されていて、民間の保険会社の保険業法に基づくものとには違いがあります。大きな違いは、「倍額保障」と、「非常取り扱い」です。倍額保障とは、加入してから1年と6ヶ月後に不慮の事故や災害、約款に規定のある特定感染症による死亡の場合の死亡保険金額が、倍額となり支払われるということです。民間の保険会社では特約として付加するものが自動付帯しているということになります。非常時取り扱いとは、自然災害(地震、台風など)、不慮の大事故発生時、3ヶ月の範囲内で保険料の払い込みの延長、証書や印鑑がなくても一定範囲の中にて保険金についての取り扱いを行なうなどがあります。

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